不易と流行

2021年07月16日 01:00

こんにちは!

東武アーバンパークライン鎌ケ谷駅から徒歩5分にある、飯生音楽教室、講師の飯生優子です。


今日のテーマは『不易と流行』です。

あまり耳なじみのない言葉かと思いますが、私が学生時代に教育学を受講した際、この言葉を一度耳にしてから、ずっと忘れることなく胸に刻んでいる言葉です。


不易というのは、『変わらないもの』を指します。
流行は、皆さんご存じの通り『時代の流れに乗ったもの』ですね。

この反対の意味を持つ言葉同士ですが、教育的にどちらもとても大切な意味を持ちます。

人間関係を築いたり、自ら生き抜く力を身に付ける上では、昔から変わらないルールやマナー、気遣いなどがあります。
学校で学ぶ内容も、多少は変化していますが、殆どのものは変わらず残っています。

しかし、時代は変化をし続けているし、また人間も、変化を求め続けます。

物事がより便利になるだとか、ビジネスをより効率的に回していくだとか、教育でしたら、いかに合理的に学習内容を身に付けさせるか、など、様々な『変化』がありますね。ICT教育、などと言いますが、児童生徒全員にタブレットを配布して授業に活用している場面もあります。因みに、スティーブ・ジョブズは、自分の子どもにはiPhoneやiPadなどのデジタルデバイスは持たせなかったそうです。

書籍『スマホ脳』もだいぶ売れているようですが、それらを読むと、果たしてICT教育の果たす役割がどれだけの物か、いささか疑問がわいてきてしまいます(;^_^A


社会全体で子どもを育てていくべきであること、子どもの人権を守り尊重していくこと。
これは、どんなに世界が変化していこうとも、変わらずにあるべき姿です。


保護者にしろ、教育者にしろ、子どもに関わっていく以上、時代の流れを上手に読んでいくことが必要になってきます。
『自分はこのように教育を受けて大人になったのだから、子どもにも同じように教育しよう』という選択肢は、時に時代にそぐわないことがあります。


保護者の皆さんは、お子さんのお話に心から耳を傾けていますか?


現在のコロナ禍で、子どもたちは学校で自由にお喋りできる機会も減っています。
楽しい給食の時間のはずが、班で輪になって食べることも出来ず、ただただ前を向いての黙食です。

こんなに暑い日が続いているのに、プールに入れない学校もあります。
心技体のバランスを保つことが、子どもの成長には不可欠ですが、十分に身体を動かせない日々は、心のバランスも崩れがちになるでしょう。



ぜひ、ご家庭では、食卓を囲んで、または向かい合って、お子さんに語りかけてみてください。
『今日はどんなことがあったの?』
大好きな人に関心を持たれて、嬉しくない人はいないはずです。



時には、辛い、苦しい、と、ネガティブな感情を訴えることもあるでしょう。
でも、出来るだけ動揺することなく、また意見を挟みすぎず、じっくりと聞いてあげてください。
子ども自身で解決法を見いだせる力を信じましょう。カウンセリングでは『傾聴』『共感』などという言葉でも表されます。
そして、子どもたちに、大好き、大切な存在、と、沢山伝えてあげてください。
子どもへの愛情は注いでも注いでも、全く減ることはないものだと思っています。


『自分はこのように育てられた』ということ以外にも、『こんな言葉をかけられた時に嬉しかったな』という思い出がきっとあるはずです。

優しさも厳しさも子どもを育てる上で必要不可欠なものですが、子どもは親の背中をよーく見ています。


それでも、仕事で疲れていたり、どうしても笑顔でいられない日もありますよね。
それはそれでいいと思います。
ただ、追い詰められた時に出る行動も、子どもはよく見ています。
また、保護者の言動は、良くも悪くも子どもにコピーされやすいです。

大人の一挙手一投足が、子どもの人格形成に影響するとしたら、大人として過ごすことって、実はとっても大変ですよね笑

『一人では無理!』と感じたら、遠慮なく周りの手を借りましょう。


親族だけでなく、行政サービスの活用もあります。


もちろん、私も出来ることであれば惜しみなく協力させていただきます。




たくさんたくさんお子さんのお喋りを聞いて、たくさんたくさん褒めて。。。
時に𠮟るべき時もあるでしょう。心から伝えたいと思った言葉であれば、きっと伝わります。



体験レッスンの最初のお願いにも記しましたが、『ありがとう』『ごめんね』を素直に言える大人のもとで育っている子は、自然と同じように言葉が出ます。


『ありがとうと言いなさい!』と教えるより、日ごろから家庭内でも『ありがとう』が素直に飛び交うような環境は理想です。


時代を上手に読みながら、シンプルに、良いものは残していく。。。。



今日は『不易と流行』についてのお話でした^^



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